カスタマーハラスメントに対する基本方針
小笠原海運株式会社
1.基本方針
小笠原海運株式会社(以下「当社」といいます。)は、「安全で信頼感のある良質な海上輸送サービス」を通じて社会に貢献することを経営の基本理念としています。
また、「安全確保は最大のサービス」との基本意識のもと、安全を最優先として事業活動を行っています。
当社は、お客様との信頼関係を大切にし、常に適切なサービスの提供に努めております。一方で、お客様からの社会通念上相当な範囲を超える要求や言動(カスタマーハラスメント)は、役員・従業員(以下「従業員等」といいます。)の人格や尊厳を傷つけるだけでなく、安全かつ健全な就業環境を損ない、ひいては安全な運航の支障となるおそれがあります。
そのため、当社は従業員等の安全と心身の健康を守り、安定した輸送サービスを維持するため、カスタマーハラスメントに対して組織として適切かつ毅然とした態度で対応いたします。
2.カスタマーハラスメントの定義
当社は、顧客、取引先、施設利用者など、当社の事業に関わるすべての方による言動のうち、社会通念上相当な範囲を超えて、従業員等の就業環境を害するものをカスタマーハラスメントと定義します。
3.カスタマーハラスメントに該当する主な行為
以下の記載は例示であり、これらに限られるものではありません。
- ・身体的な攻撃や物的損害を伴う行為(暴行、傷害、社内備品の損壊等)
- ・精神的な攻撃(脅迫、誹謗中傷、名誉毀損、侮辱、暴言、大声、威嚇、人格否定等)
- ・差別的な言動・セクシュアルハラスメントに該当する言動
- ・威圧的な言動、土下座などの過大な謝罪要求
- ・継続的または執拗な言動(長時間または繰り返しにわたる電話等)
- ・拘束的な行動(不退去、居座り、監禁、船内や営業所・窓口からの退去拒否等)
- ・従業員等のプライバシーを侵害する言動(無断で従業員を撮影・録音する行為、つきまとい行為、SNSその他インターネット上での誹謗中傷等)
- ・当社が提供するサービスの範囲を著しく超える要求(過度な補償要求、不当な金銭要求、特別扱いの要求等)
- ・当社の運送約款等に反する行為(旅客の乗船や貨物の輸送の引受けを強要する行為、本船の安全運航に支障をきたす行為等)
- ・他のお客様に対するサービスや業務に支障を与える言動等
- ・その他社会通念上不相当と認められる要求や言動
4.カスタマーハラスメントへの対応
当社は、カスタマーハラスメントが発生した場合、従業員等の安全確保を最優先に対応します。
また、お客様、取引先、施設利用者等の行為や言動がカスタマーハラスメントに該当すると当社が判断した場合には、行為の中止を求めるとともに、必要に応じて次の対応を行います。
- ・お客様等に対する商品・サービスの提供や対応の中止
- ・誓約書の提出その他一定の条件付きでの利用許可
- ・今後の利用(ご乗船・ご来所等)のお断り
- ・警察・海上保安部など関係機関への通報
- ・民事訴訟・刑事告訴その他の法的措置
5.社員への取組み
当社は、従業員等をカスタマーハラスメントから守るため、次の取組みを行います。
- ・カスタマーハラスメントに関する相談窓口の設置および報告体制の整備
- ・カスタマーハラスメントへの具体的な対応手順(マニュアル)の策定
- ・従業員等への教育・研修の実施
- ・現場の孤立を防ぐための、組織的対応の徹底
- ・カスタマーハラスメントを受けた従業員等へのメンタルケアの実施

